Waves ソフト音源 & プラグイン

Wavesバンドルの選び方・買い方!比較表やセール情報も!

DAW付属からエフェクト関連をアップグレードしようとするときに真っ先に思い浮かぶのがWavesだと思います。
僕自身はDTM初心者時代、エフェクト系はNIのkomplete付属のものやDAW付属のもの、あとEZmixなど簡単系をたくさん使っていたので、Wavesに手を出していませんでした。最初に買ったのはOzoneだったりもします。
ただ最近、Wavesの価格下落がすごくて数十万したエフェクトバンドルが数万円で手に入る時代になり、アマチュアでも手を出しやすくなりました。ただバンドルも多くあるので、どれを買えばいいかわからないと思います。
そこで今日はWavesのバンドルを比較表にまとめて、それぞれ解説していきたいと思います。最終的には全バンドルの全エフェクトを解説するのが目標です。

Wavesとは

Waves logo black

Wavesはオーディオプラグインの老舗メーカーで、あらゆるミュージシャンが所有し、様々なスタジオで使われているプラグインを作っているイスラエルの会社です。
プロ用と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、どちらかというと狙い通りの音を簡単に作れるプラグインを開発するメーカーというイメージがあります。ただ最近はUADなど台頭もあり、オールドな機材のエミュレートプラグインも増えています。

まずはWaves バンドルの比較図をご覧ください!

Wavesには様々なバンドルがあるんですが、買うときによく比較対象になる「Horizon」、「Platinum」、「Gold」、「Silver」に入っているプラグインを一覧で見られる比較図を制作しました。多めの画像にしてありますので、画像を右クリックして別のウインドウやタブで開いてください。拡大してみられます。(試作1回目なので足りないプラグインがあれば教えてください)
バンドルの価格が上がるたびに、付属すプラグイン数が増えていきます。後ほど「どういう増え方をしていくのか」解説していきますね。

(Mercuryはほぼ全部入りだし、Diamondは作曲とは違う方向性のプラグインがプラスαで多いの外しています。)

Wavesbandlezu

Wavesのバンドル比較

初心者の人には上の比較図だけではわからないと思いますので、各バンドルのプラグインをこれから解説していきたいと思います。

Wavesの最安・基本バンドル「Silver」

Silver

コンプ、EQ、ディエッサー、ダブラー、リバーブ、マキシマイザー、イメージャー、アナライザーなど、ミックスに必要な最低限のプラグインが揃うバンドルです。
かなり古めのプラグインが多いんですが、C1のようにガッツリかかるコンプもあるので、効果がわかりやすく使いやすいものが多いです。また簡単操作で質感もいい「Renaissanceシリーズ」から、コンプとEQが入っているのもポイント。
現在は1万円を切る価格の時期もありますので、かなりお得ですが、いま買うならもう少し上のバンドルがいいと僕は思います。


初心者が買う定番バンドル「Gold」

Gold

Sliverのプラグインにプラスして、アナログ特性を再現しつつ過激な音作りもできる「Hシリーズ」や、Neveの特性を再現した「Vシリーズ」など、使いやすさとハード機材の特性をソフト上で再現できるプラグインが入っています。
またRenaissanceシリーズの使いやすいリバーブも入ってるし、ギターアンプシミュレーターやピッチ修正プラグインも付属。
昔から初心者はこれ!と言われるだけあって、よく使われるプラグインを集めているバンドルだと思います。価格もセールで1万円代らしく、最近の価格破壊の恐ろしさを感じています。

Goldおすすめのプラグインは?

個人的におすすめのプラグインを上げるとする「MV2」です。
コンプだと大きな音を潰して音量を揃えるだけですが、これは小さな音を持ち上げることもできるので、ダイナミックスを残しながら音量を調整するのに最適です。しかもレバー2つで使いやすいので初心者の人にもおすすめのプラグインです。
Hシリーズが人気ですが、僕はVシリーズの質感が耳に心地いいので味付け用としてよく使用していました。


必要十分なプラグインが揃う「Platinum」

Platinum

Goldに搭載されているプラグインにプラスして、音圧競争時代に大人気だったL3マキシマイザーやMV2の進化系プラグイン「MaxxVolume」などが入っています。
このバージョンで「Renaissanceシリーズ」が全部入り、ノブひとつだけでコントロールできる「Oneknobシリーズ」の一部が入ってきます。
Goldまではミックスに使うプラグインが多かったんですが、platinumからは曲づくりやEDMなどで活躍できるプラグインが増えている印象です。
僕が最初に買ったバンドルはこれでした。

Platinumおすすめのプラグインは?

L3やRenaissanceシリーズは定番なので、曲作りで多用できるプラグインをご紹介します。
高性能なフィルターとして使える「MetaFilter」は単品で昔買ったプラグインです。フィルターのかかり具合も調整できてかなりエグい音作りもできるし、ステップシーケンサーでリズムパターンを加えることで、独特のリズム感を出すこともできます。トランスゲートのような極端なリズムを出すことも可能です。
「OneKnob Pumper」はEDMなどで多用される一定のリズムに合わせたサイドチェインを自動でかけることができます。特に単純な4つ打ちに連動するサイドチェインはこのプラグインだけでも作ることができるので、かなりの時短にあるし、曲作りの最中はこのプラグイン。最終的にコンプに差し替えて質感やかかり具合を調整するということもできます。


録音を多用する人は「Diamond」

Diamond

Platinumにノイズ除去系のプラグインがメインで加わるバンドルです。
セールで2万円代なので価格帯はGoldとHorizonの間になりますが、Horozionでは音楽的な処理がしやすいプラグインがつくのに対して、Diamondは音質をクリーンにするプラグインが多いので、録音をメインに使っている人に向いていると思います。
今回比較図から外したのは、打ち込みメインのDTMだとそこまでノイズが入らないので、もったいないかなと思ったからです。

ミックスの質感も効率もアップする「Horizon」

Horizon

platinumに、有名なハード機材のエミュレートプラグインや自動でオートメーションを書き加えるプラグインなど、音の質感や作業効率がアップするバンドルです。
昔はかなり高額で買えないバンドルでしたが、現在はセールで3万ほどになっているため、かなり手に入れやすくなりました。もし少しでもお金に余裕があるなら、これを買うのがいちばんいいと思います。最近、僕もHorizonにアップグレードしました。

Horizonおすすめのプラグインは?

先日、ちょっと別のプロの人とお話しすることがあって、いろいろ伺っていたのですが、Wavesの「Vocal Rider」と「Bass Rider」は唯一無二で手放せないなというお話をされていました。
僕は昔、バンドルを買えなかったので、VocalRiderを単品で買いました。これはボーカルやリード楽器のダイナミックスをある程度音楽的に調整してくれるもので、プロのエンジニアさんがフェーダーを手で動かして行っていた作用を自動でやってくれるソフトです。これを買ってからはオートメーションを書くのが楽になりました。


Wavesの最上級バンドル「MERCURY」

Mercury

こちらはWavesのほぼ全部入りバンドルです。昔は真の全部入りだったんですが、新しく出たアナログコンソールのモデリング「SSL4000Collection」と「Abbey Road Collection」が入っていません。
過去には軽自動車1台分くらいの値段でしたが、現在はセール時期に約10万円くらいの価格に下がるので、かなりお得度がアップしています。けれど、アマチュアでこの金額を出すのは大変だし、使いきれないと思います。図から外したのは、半端ない量のプラグインが追加されるからですね。

Mercuryだけは買い方があります

Horizonを買ってからアップグレードすると10万円代で収まりますので、最初からMercuryを買わずに、Horizonで使い方に慣れてからMercuryにアップグレードするのがいいと思います。
後ほど書きますが、Wavesはバージョンアップ時にWUP(Waves Update Plan)というものがあるからです。ただ最近はセールで10万前後で販売されることも増えてきましたので頑張れば買えるプラグインバンドルになってきました。

その他でおすすめのバンドル

Wavesには上記のバンドル以外にも様々なバンドルがあります。その中でもミックス初心者の人たちに扱いやすいバンドルをご紹介します。

Signatureシリーズ

有名なプロデューサー・エンジニアの技をひとつのプラグインに凝縮したものがSignatureシリーズです。
ボーカル、ドラムなどの各楽器のトラックに挿してスライダーを調整するだけで、基本的な音処理ができる優れもの。共同開発したエンジニア別でバンドルが分かれているので、自分の好きなジャンルの人を選んで使ってください。

「Chris Lord-Alge Signature Series」

Cla signature series

Green Day、U2、Nickelbackなどのロック系サウンドを手がけるエンジニア・Chris Lord-Algeさんの技をプラグイン化したもので、Signatureシリーズではいちばん人気があります。
特にボーカルプラグインの評価が高くて、EDM系を作るミュージシャンの人もボーカルはこのプラグイン使うとおっしゃってました。また、このバンドルに入ってないですが、追加で次々とこの方と共同開発されたプラグインが出ています。
バンド形式の曲を作るならこのプラグインがいいと思います。

「Jack Joseph Puig Signature Series」

Jjp signature series

Lady Gaga、Beck、U2、Black Eyed Peasなどを手がけるエンジニア・Jack Joseph Puigさんの技をプラグイン化したものです。
ポップからロックまでジャンルの汎用性が高いプラグインになっているので、僕はこれを買いました。
特徴としては、ストリングスのプラグインがあったり、ドラム用のプラグインが金物と太鼓が分けられているところ。音圧もそこそこ上がるので、現代風の曲やアニソンなど、様々なジャンルや楽器をミックスした音楽を作る人には最適だと思います。
最近、ボカロ曲にはこればかりを使ってます。

「Tony Maserati Signature Series」

Beyonce、Alica Keys、James Brown、Jay-Zなどを手がけるエンジニア・Tony Maseratiさんの技をプラグイン化したものです。
このSignatureシリーズでいちばん最初に出たこともあり、当時、頑張って買ったのを覚えています。R&Bやヒップホップなど、グルーブ感を大切にする音楽のエンジニアさんだけに、空気感を作るのがうまいプラグインだと思います。ベースプラグインが好きで、よく使っています。

Maserati signature series

Renaissanceシリーズ

Renaissance maxx

Silver、Gold、Platinumとバージョンアップしていくごとに追加されるプラグインをひとまとめにしたバンドルです。
簡単操作で音を作り込むというよりはまとめるタイプのプラグインです。ミックスが苦手な人でも扱いやすいので、余計なプラグインはいらない!という人にはおすすめです。

Wavesバンドルの買い方

現在はDAW付属のものもそれなり使えるし、他社製プラグインも優秀なものが揃っています。とはいえ、Wavesには圧倒的なベネットがあります。それは低価格で大量のプラグインが手に入ることです。
もし、いま自分が初心者でWavesのバンドルを買うとしたら、Horizon、Platinum、Goldの三つから選ぶと思います。
いちばんのおすすめはRider系のプラグインが入っているHorizon。もし予算が合わなければPatinum。お試しで買ってみるならGoldといったところだと思います。また必要なプラグインだけ単品で買うこともできますので、自分に何が必要なのかよく考えてから購入してください。

セール時期

セール時期に関してですが、最近のWavesは年中セールしています。
昔は年末、ブラックフライデーから大晦日までが安くなる時期でしたが、最近は、どの時期でもそれなりに低価格で売っている印象がありますので、使いたい時期にやってるセールで買うというのがいいと思います。
ただMercuryだけは、通常はありえない高価格なんですが、日本限定で10万円前後になっている時があるので、その時が狙い目です。またRock oNでWavesのMercuryとその他を加えた全部入りバンドルが作られていたりもするので、たまにセール情報やショッピングサイトをチェックするといいと思います。

バージョンアップとともアップグレードする

Wavesをバージョンアップをするためには、WUP(Waves Update Plan)というものを利用します。
追加料金を払うことでバージョンアップやサポートの延長、追加プラグインを受け取ることができます。WUPの価格はプラグイン数で変わるんですが240ドルという上限価格が設定されています。
バージョンアップされたときにアップグレードすると、240ドルからバージョンアップ費用の一部を引くことがでいます。今回、僕がHorizonにアップグレードしたのは、Wavesのプラグインのバージョンがかなり古かったため、バージョンアップしようと思ったからです。

おすすめのショッピングサイト

おすすめショッピングサイトは、Wavesを日本で長年販売しているメディアインテグレーションが運営する「Rock On」です。
日本独自のプロモーションや日本語サポートがあり、単品のプラグインも購入可能です。
またサウンドハウスの方が安い時もありますので、合わせてチェックするといいでしょう。
(アマゾンや楽天のリンクも貼っていますが、変なサイトや昔の高額な価格で販売しているところもあるので注意してください。)

Waves 本家サイトならこちらのクーポンを

英語でも大丈夫な方はWavesの本家サイトもおすすめです。こちらのリンクからWavesのサイトにアクセスすると10%OFFの割引クーポンがつきます。

安さだけで手を出さない

セール情報とかが流れているとつい手を出してしまいがちなプラグイン。けれど、使わなければただのストレージの肥やしです。
ようやく僕も「Horizon」を手に入れましたので、これからSilverからHorizonまでの全プラグインをレビューしたいと思います。ぜひWavesを買うときの参考にしてください。

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