DTMも長いことやっていると少しずつプラグインが増えていって、DAW付属のプラグインをどんどん使わなくなります。けれど、使い慣れてしまうとずっと使ってしまうものってありますよね。ということで今だに僕が使っているCubaseのプラグインをご紹介します。
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ヤマハのピアノ音をいまだに使う Halion Sonic SE3
これはCubaseに付属している総合音源です。だいたいなんでも使えます。昔ギター音源がなかったときは、クリーンギターの音やアコギの音をアンプシミュレーターに突っ込んで、ディストーションやワウをかけて使ってました。意外にそれっぽくなるので試してみてください。
それでいまだに使うのはYAMAHA S90SE Pianoという音です。必ずDAWを立ち上げて最初に使います。曲でも使うことが多いですね。その他にもサクッとメモ程度に作るときはこの音源だけで作ることが多いです。
サクッとリバーブをかけたりもできるし。
エフェクトもシンセ内で簡単にかけられます。最終は別の音源に入れかけますが、簡単にサクサクと曲を作るときには向いている音源です。
簡単に使えて複雑な削り方ができる Morph Filter
EDMやダンス系は、フィルターが曲の盛り上げなどに欠かせません。このフィルターは、ローパスハイパス、もわかりやすく、レゾナンスのかかり具合もわかりやすいです。少しデジタルくさいですが、それもこのフィルターのいいところかなと思います。オートメーションで動かして、フィルターを開いて曲を盛り上げたりします。使ったことがない方は一度使ってみてください。
復活!汚し系のテープシミュレーター Magnetoo
昔録音していたテープの伸びによる音の劣化を再現するプラグインがMagnetooです。一時期なくなっていたのですが、プロでも使う人が多く、インターフェイスも新しくなって復活しました。ちょっとローファイまではいかないけど、古カッコいい感じにしたいなというときに放り込みます。あんまりかけすぎると音が汚くなるだけですので適度にかけて使ってください。
真空管の温もりを再現する Datube
これも昔からあるプラグインで、今だに使うという人が多いです。僕がDTMをはじめたときもプロの人がよく使うプラグインとしてあげてました。こちらは、真空管の機材を通したときにかかる音の温かみを再現するものです。どんな音楽でもそうですが、ちょっと昔風の音楽で使われていた音を使いたいというときあると思います。また最近の生音音源はちょっとキレイすぎるなというときもあります。そんなときに、これを挟めば、温もりある、少し柔らかい音に変わります。ただ、これもかけすぎるとノイズが乗ったりするので注意です。
DAW付属のプラグインを見直すのも楽しい
実はこの記事を書く前に、Cubase LEが付属するインターフェイスを買った子から色々プラグインの使い方で相談を受けていました。久々にCubaseのコンプやEQを使いましたが、昔と比べてかなり良くなっているものもありますね。Wavesを買って慣れているかもしれませんが、少し原点に立ち返ってCubaseの付属プラグインを使ってみるのも楽しいです。ぜひこの記事を読まれたら挑戦してみてください。