Cubase DTM & Music

Cubase11 のソフト音源・シンセ、全レビュー!

僕がCubaseを買った時はCubaseの付属音源ってそんなになかったんですが、現在ではかなりの数に増えています。
シンセ系が多いのは相変わらずですが、音質はそこそこいいのでDTM初心者時代には役立つものが多いです。今回、この記事を書くために全シンセを試してみましたので、レビューしていきたいと思います。

様々なジャンルで使えるドラム音源「Groove Agent SE 5」

Cubase ongen 01

ロックからEDMまで様々なジャンルで使えるシンプルなドラムマシーンです。
音もアコースティックなドラムからエレクトリカルな音まであり、プリセットも昔に比べるとかなり増えて、作曲にも十分使えます。
DTM初期にはかなり重宝するドラム音源です。

Halion Sonic SE 3

Cubase ongen 03

生音系からシンセまで幅広ジャンルに使える音源です。
ただ昔ながらのシンセ音源なのでサンプリング音源や物理モデリング音源に比べるとリアルさには欠けますので、そこは打ち込みとエフェクト処理でうまく補完しながら使ってください。ベーシックな音がほぼ網羅されていますので、DTM初期にはかなり活躍します。逆に昔ながらの音が欲しい時は漁ってみると使えることもありますね。
僕は、YAMAHAのステージピアノ・S90の音がかなり汎用性高くていまだに使っています。

Flux

Cubase ongen 06

Halion Sonic SE 3の中で立ち上がるウェーブテーブルシンセです。シンセとしてはMassiveやSerumなどと同じですね。
はじめて使ってみたんですが音作りはそれなりに楽しめるし、面白かったです。波形もかなりの量がありますので、いろいろ試してみると自分の曲に応用できると思います。

Trip

Cubase ongen 07

Halion Sonic SE 3の中で立ち上がる3オシレータのアナログシンセです。
シンプルな見た目とは裏腹に、サブオシレーターやリングモジュレーター、ノイズジェネレーターなどを搭載する多機能なシンセでした。音もそれなりに使えそうですが、アナログシンセを学ぶなら次でご紹介するRetrologue 2がいいと思います。

Retrologue 2

Cubase ongen 04

かなり太いベースからアグレッシブな音まで作れるバーチャルアナログシンセです。
ノブが多くて初心者の方は戸惑うかもしれませんが、メインの音作りは非常にシンプルなので、はじめてのシンセにもぴったりだと思います。昔ながらの操作感なので図書館などにある古いシンセの使い方本を見ながらでも音作りできてしまいますよ。プリセットの音もシンプルですが即戦力になる音が多いです。
ただの懐古主義的なアナログシンセではなく、複雑なパターンや豊富なプリセットを選べるアルペジエーター、順番を組み替えられる多彩なエフェクトも搭載。Cubaseを買ったらぜひ使って欲しいシンセです。

Padshop 2

Cubase ongen 02

音のサンプルを細かく分割して、新たに再合成することで新しい音を生成するグラニューラーシンセサイザーです。
すごく面白いし加工していても楽しいです。インターフェイスもRetrologue 2と統一されていて、かなり使いやすくなっています。Pad的な音が作れるだけでなく、アルペジエータを使った複雑な動きのある音も作れるので、かなり楽しいですよ。
ただ狙った音を作ると言うよりは、プリセットから曲に合う音があれば使うという感じがいいかなと思います。
また自分でサンプルを読み込ませて音を作ることもできるので、いろいろ遊んでみてください。

LoopMash 2

Cubase ongen 08

複数の音のサンプルを刻んで混ぜて再構成するマッシュアップを簡単に作れる音源です。付属しているサンプルでマッシュアップするだけでなく、自分で選んだサンプルも組み合わせて自分だけのリズムやグルーブを生み出します。
遊んでいるうちに偶発的に最高のリズムが生まれることもありますので、狙って何かを作ろうとせず、いろんな可能性を試しながら使ってみてください。

Sampler Track 2

Cubase ongen 05

Cubaseのメインインターフェイスに組み込まれているサンプラーです。
Cubaseの紹介ページには音源のところに書かれているんですが、自分でサンプルをアサインして使わないとダメなのでみなさんの想像する音源とは違います。ただ音の加工は、フィルターで削ったり、LFOをかけたり、アナログシンセの操作感で簡単にできてしまいます。
かなり使いやすいのでおすすめです。

Prologue

Cubase ongen 09

かなり昔からCubaseに付属しているシンプルな3オシレーターのシンセです。軽く説明書を読めば簡単に扱うことができて、シンプルな音を作ることが可能です。

Spector

Cubase ongen 10

こちらも昔からあるシンセ音源です。フィルターを自分で描いて作ることで独創的な音を作ることができます。パンチのある音を作るのではなく、Pad的な音を作るのが得意なシンセだと思います。こちらは音づくりで遊ぶのは楽しかったです。

Mystic

Cubase ongen 11

これも昔からついてるシンセで、正直久々に使ってみましたけど、よくわかりません。
「3つのフィードバック付きパラレルコームフィルターに基づいた独創的で表現豊かなシンセサイザー」とメーカーサイトには書かれていますが、正直使いどころがわからないシンセです。これはわかる人しか扱えないシンセなので、プリセットを使っていい音があれば使い、少し加工するくらいでいいと思います。

おすすめの音源・シンセは

僕がおすすめなのは、あらゆるジャンルのリズムで使える「Groove Agent SE 5」、あらゆる音が網羅されている「Halion Sonic SE 3」とその中に組み込まれたウェーブテーブルシンセ「Flux」、アナログシンセの「Retrologue 2」とグラニューラーシンセの「Padshop 2」などは、シンセメインの曲であれば十分に使えます。
あと「LoopMash 2」は面白いんですが狙った音楽を作れないんですが、使っていて楽しい音源です。
昔からある「Prologue」「Spector」「Mystic」は、わざわざ使い方を覚えて音づくりをする必要はないかなと思います。プリセットで気に入ったものがあれば使う程度でいいと思います。

昔に比べると格段によくなってる付属音源

今回、数年ぶりにCubaseの付属音源を使ってみたんですが、昔に比べるとかなり良くなっていました。特にシンセ系は現代の曲作りにも十分使えますので、ぜひ機会があれば立ち上げてみてください。



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