以前から大量にある音ネタを管理できる方法があればいいな!と思っていて、XOというソフトを導入しようかな?と思ったんですが、Wavesから似たような無料ソフト「Cosmos」が出てきたので入れてみました。
今日は、これをレビューしたいと思います。
衝撃のサンプル量・・・
このCosmosはAIでサンプルを分析して分類・タグづけしてくれるんです。何も考えずにサンプリング音源などが入ってるフォルダーを指摘したら、サンプル数が29万超え・・・
これをAIで分析するんですが、この時間がめちゃくちゃかかりました。一晩では無理で、合間合間にやって3日くらいかかりました。
サンプルがたくさんある人は、分析するフォルダーを限定した方がいいと思います。
3つのインターフェイス
使い方は簡単で、分析したデーターをタグでフィルターにかけて選ぶだけです。その際に3つのインターフェイスが用意されています。
波形が見えるタイプ
まずは波形が見えるタイプですね。クリックすると音を確認できます。
一覧表示タイプ
波形が減った分、たくさん表示できるタイプですね。
グラフィカル表示タイプ
こちらグラフィカルに表示するタイプです。この表示はループは除外されワンショットだけになります。グラフィカルな表示タイプには独自のフィルターが搭載されていて、instrument、Brightnessなどの項目で、グラフィカルな分布で音が探せるようになっています。
結構使いやすいです
AIの分析がなんぼのもんじゃい!と思ってインストールして、分析に3日かかって、なんじゃこれは使いもんになるか!と思ってましたけど、実際に分析が終わって結果を見ると使いやすかったです。
ある程度、キーワードのタグでフィルターをかけられるし、音の雰囲気もレイヤーで捉えることができます。いい音に出会える確率が高まると思いました。
スタンドアローンで起動しますけど、Cubaseにはコピペですぐに貼り付けられましたので、そこまで不便さを感じませんでした。
次にKickを探すときは絶対使う!
ダンス系の曲を作るときに、Kickだけは自分で音作りするよりサンプルから探した方が速いんですよね。次は実戦で理想の音が見つかるか試してみたいと思います。