If I Ain't got youのアリシアキーズみたいに弾き語りしたーいと思った人は多いと思います。そんなアリシアキーズのピアノ音を再現した音源が、Alicia's Keysです。NI社のkomplete Ultimate以上のバンドルに入っているものです。僕はCubase付属のyamahaS90の音が好きなので、作曲時にまずそいつを立ち上げて、その次に使うピアノにこのアリシアキーズを選んでいます。今日はこの音源についてご紹介したいと思います。
好きな理由はやっぱりヤマハピアノだから？
アイシアキーズのピアノを再現するためにサンプリングしたのが、ヤマハのC3 NEOというピアノです。アリシアキーズも使っているピアノですよね。僕はなんだかんだ言いながヤマハのピアノが好きなのかもしれません。NIのホームページによるとアリシアキーズのピアノを再現するために豪華スタッフでサンプリングしたらしいです。特にピアノを叩くときの音やノイズまで再現しているそうです。
パッと見てイジれるところがわからない
この音源の欠点はUIがわかりづらいことです。いじれるところがパッと見わかりません。上の写真のピアノの左上に赤線で囲んだ部分があります。そこにプリセットとセッティング調整できるタブがあります。正直溶け込みすぎていて気づきませんw
プリセットはお部屋の広さ違い
プリセットの音色は基本の音とAuidenceという２種類。あとはお部屋の広さ違いですね。正直音色はそんな変わらないです。作曲しているときはDryを選んでおくとミックスのときに空間は作りやすいですし、空間ができている音を使うとIf I Ain't got youのイントロが弾きたくなります。
セッティングも細かくできる
R
OOMの広さを選んだり、キーのやノイズ、ペダルの調整ができます。あんまりいじりすぎると変になるので、曲に合わせてちょこっと調整するときもありますが、基本はそのまま使います。Komplete Ultimateは他にもピアノの音源あるので別のものを使います。ただNIはなんでこんな変わったピアノのサンプリングするかなーというものが多いですが。（世界一デカイアップライトピアノとかw）
落ち着いた雰囲気ながら明るい音
音の傾向としては明るめなのですが、アリシアキーズがテーマですから落ち着いた雰囲気に仕上げられています。少し懐かしさを感じる傾向でノイズの音もしっかり入っています。たまに明るすぎるので、音質調整で明るさを抑えて使うことがあります。生ピアノの原音忠実系の音ではないので、ピアニストの方は少し嫌いかもしれません。ただDTM的に見た場合は、それなりの主張があるんですが、しっかりオケと馴染んでくれる調整もしやすいのですごく使いやすいです。
お持ちの方はぜひ一度使ってみてください。
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