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即戦力のアトモスフィア系サウンド「Ethereal Earth」使い方&レビュー

直感的に使えて、即戦力の音が豊富にあるNative Instruments(以下NI)のkontakt音源シリーズ「Play Series」。最近、シリーズのひとつ「Hibrid Keys」がiZotopeとの提携を記念して無料配布されたことで話題になりました。そのシリーズの中で、空気感のあるアトモスフィア系のサウンドを集めたのが、今回ご紹介する「Ethereal Earth」です。少し使ってみる機会があったのでレビューと使い方を書いていきたいと思います。

音源の特徴

メーカーの説明では、民族楽器などのアコースティック楽器の音に独創的な処理を加えているそうですが、聞いた感じだと生楽器でもない、シンセでもない独特の音がする音源です。J-Popでは使いどころはないですが、エレクトロ系の様々なジャンルでは即戦力で使えると思います。またシネマティックや劇伴なんかには効果的に使えると思います。youtubeではいいデモがなく、NIのHPに載っているデモがいちばん参考になるし、かっこいいですのでリンクを貼っておきます。

音源の立ち上げの注意点

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この音源は2バージョンあり、2.0のほうが新しいです。プリセットが違いますので気に入った音があればどちらを使ってもいいと思います。まずは2つの違いをご紹介します。

Ethereal Earth

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komplete 12から搭載された音源で、8つのマクロコントロール簡単に操作できる音源として登場しましたが、微調整が効かないという欠点がありました。そこを改善したのが2.0です。

Ethereal Earth2.0

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Play Siriesが増えて様々な進化があったためバージョンアップされたバージョンになります。最初のものに比べると使いやすさをそのままに微調整が効くようになって使いやすくなりました。普段使う場合は、こちらを使うといいかと思います。

インターフェイスの構成

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非常によくできたインターフェイスです。基本は2つのサンプルを読み込んで合成することで音を作るのですが、2.0からは2オシレータ-
のシンセサイザーのように音を加工していけるようになりました。ここではインターフェイスのどこで何を操作できるのかご紹介します。

①プリセットの選択

Kontaktから立ち上げる人はここでプリセットを選ぶことになります。Komplete Kontrolを使う人はプリセットがソフト上で一覧されるし、選択するときに音の確認もできます。使いやすさとしては、Komplete Kotrolをかました方が使いやすいです。

②サンプルのセレクト

この音源の中心、AとB2つのサンプルを選択するところです。この二つのセレクトで音が大きく変わりますので、いろいろ試しながら使うと面白いです。選択の方法は虫眼鏡のマークをクリックすると下記のようなサンプルが一覧で表示されます。

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左端のAとBの大きな文字がタブになっていてクリックすると、AとBそれぞれに当てはめるサンプルをセレクトできます。搭載されているサンプルも大量にあるんですが、名前からはわからないものが多いので使って試しながら選んでください。

③マクロコントロール

音色変化を簡単に操作できるマクロコントロールです。シンセのような複雑なルーティングを組めるわけではないですが、効果的な音色変化だ毛を選んであるので、初心者の人にも使いやすい仕様になっています。NI製の鍵盤をお持ちの方は、ノブの数と同じなので直感的に操作できます。また音源に搭載されているステップシーケンサーでパターンを組むことも可能です。

④詳細設定を表示

音質の調整やエフェクト、シーケンサーなどにクリックするとアクセスできます。ちょっと気に入らないなとか、動きを工夫したいなという方は使ってください。初心者の方はシンセの仕組みを軽く勉強してから触った方がいいかもしれません。直感だけで操作するととんでもない音を生み出すかもしれませんので。

⑤サイコロ

この音源、2つのサンプルの組み合わせを選ぶのが重要なんですが、かなりの数あるのでかなり大変です。そこで、運を天に任せることもできます。
⑤のサイコロボタンをクリックするとランダムで2つのサンプルを組み合わせてくれます。気に入った組み合わせがあればスクリーンショットなどしておきましょう。サイコロと一緒で次に同じ組み合わせが出るとは限りませんので。

ここまでで基本の使い方は分かったと思いますので、次に④の詳細設定を解説してきます。

シンセのような音作りができる「Sound」

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こちらはAとBの波形にフィルターやLFOをかけたり、エンべローブを調整したりして音作りができるところです。使い方はそれほど難しくないので、シンセを少しでもいじったことある人はすぐに使えると思います。

「FX」

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こちらはエフェクトの調整ができることです。EQはAとBそれぞれにかけられますが、その他は両方にかかるエフェクトです。種類も豊富でかける順番もドラッグ&ドロップで簡単に変えることができます。

ステップシーケンサーでマクロをコントロール「SEQ」

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ピッチとベロシティ、その他に6つのマクロをコントロールできるステップシーケンサーです。マクロは自分でCCでコントロールしてもいいんですが、ある程度、パターン化した動きをつけたい時はこちらを使った方が効果的です。特に空気感のコントロールをするので規則正しいものもいいですが、Directionのパラメーターをランダムにすることで、不規則な動きをさせることもできます。

マクロの感度を調整する「Macros」

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マクロのノブを回した時にどれだけ変化させるかを調整できるところです。個人的にはあまりいじらないところですが、こだわりたい人はここも調整できます。

サンプルごとの微調整ができる「歯車マーク」

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サンプルごとに微調整ができるところです。モノにするのか。モノにした時にどういう音のつながりにするのかなどを調整したり、キーのレンジを調整したりできます。ベンドの幅も調整できるので、

使い方は選んで微調整するだけ

使い方としてはNexusと似ていると思いました。基本はプリセットを選ぶか、搭載されているサンプルを組み合わせて使用することになります。シンセっぽい編集もできますが、元の波形を大きく変えるようなことはできません。ただしっかりと作られた音なので、即戦力として使えます。

パットや空気感の演出に

アタック感の少ない空気感のある音が多いので、リードでメロを弾くタイプの音源ではないと思います。どちらかというとパットや空気感の演出に使うと効果的かなと。あとは裏旋律で走らせるのも悪くないと思いました。NIのデモを聞いて思ったのですが、意外におーケストラ系のサウンドと組み合わせてもしっくりきます。ゲーム音楽などで使ってみるのもいいと思います。
またシーケンサーを使って、ゲートっぽく区切るのも面白かったです。

完成度の高い音で、曲を盛り上げる

プリセットをそのまま使える完成度の高い音源でした。Play Seriesはkompleteのおまけ的な音源だと思っていたのですが、かなり使えるタイプだと思います。また現在もシリーズが拡大中なので、今後の展開が楽しみです。お持ちの方は、機会があれば使ってみてください。



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