ミニ鍵盤って鍵盤の数も少ないし使いにくいんじゃないのと思われている方も多いと思います。確かに制限はあるし、使いにくいことも多いと思います。けれど、コンパクトだからこそできること、鍵盤数をカバーできる奏法なんかもあるんです。それを教えてくれるDVDが、「氏家克典直伝!弾けない人が生演奏のように打ち込むキーボード演奏法5」です。
DVDの収録内容
収録内容はこんな感じです。
1.ミニ鍵盤を弾くための基本練習
2.マスターキーボードとしての入力メソッド
3.ミニ鍵盤におけるオルガンプレイの極意
4.ミニ鍵盤におけるアナログシンセの極意
5.ミニ鍵盤におけるエレピの極意
6.ミニ鍵盤におけるオクターブ切り替え術
7.2オクターブキーボード活用法
【番外編1&2】変わり種ミニ鍵盤
Refaceの4機種を使った演奏法とプラスアルファといった感じです。
まずは宣伝動画をご覧ください。
今回も簡単に弾けますと言いたいところですが、今回は打ち込みよりもミニ鍵盤独自の弾き方や演奏法が中心ですので、多少練習が必要です。
ミニ鍵盤をマスターキーボードにする設定
あんまり書くとネタバレになってしまうのですが、例えば僕の持っているRefaceCPではUSBが付いていてPCやMacとダイレクトに接続して、MIDI鍵盤として利用できます。最近の鍵盤は大体そうですよね。でもその時にちょっと一手間なのですが、設定を加えることですごく使いやすくなるんです。これは鍵盤やMIDI設定に詳しくないとわからないことだと思います。そういう豆知識的なことも教えてくれます。正直僕は知りませんでした。
ミニ鍵盤ならではの基礎練習
ミニ鍵盤はそれぞれサイズも違うし、鍵盤の反応も違います。Refaceはミニ鍵盤なのにすごく弾き心地がいい鍵盤でもあり、とても楽しいのですが、やはりフルサイズの鍵盤とは違います。このDVDではミニ鍵盤ならではの指の使い方、弾き方、強弱のつけ方の練習方法を教えてくれます。これはすごく役立つ練習方法でした。
ミニ鍵盤独自の奏法
僕は氏家さんの試奏動画を見てrefaceの購入を決めたので、いくつか見たことがあるのですが、鍵盤数以上の音を鳴らせるのがReface CPのいいところです。オクターブキーをうまく活用するんですが、こんな簡単な技で、ここまで楽しい演奏ができるようになるなんて思いませんでした。ネタバレになるので言いませんが、すぐできますw 他にもミニ鍵盤ならではの演奏方法が盛りだくさん。Refaceを持っている人には、ぜひ見てほしいです。
ミニ鍵盤の可能性が広がるDVD
Refaceみたいな本格的なものでなくても、小さいMIDI鍵盤をお持ちなら十分応用できる技が盛りだくさん。僕はkeystation mini32も持っていますが、こちらでも同じことができました。小さな鍵盤をおもちゃとバカにするべからず、使い方次第ではフルサイズの鍵盤よりも面白いことができるんです。そう思えるようになったのは、このDVDのおかげかもしれません。モバイル用に小さなMIDI鍵盤を買おうという人にもおすすめです。またrefaceを持っている人には、すごく演奏の参考になると思います。ぜひこのDVDを見て、ミニ鍵盤とDTMの可能性を広げてください。