クリエイターお役立ち コピーライティング

効く文章が書ける「ザ ・コピーライティング」レビュー

ブログをやっていると、稼ぎ方を教えてくれる親切な人からDMが来るので、即ブロックしていますwそう言う人たちのブログを読んでいると必ずおすすめに出てくる本があります。それが、ジョン・ケープルズの「ザ ・コピーライティング」。この本はコピーライティングの名著なので、今日は本職コピーライターがご紹介したいと思います。

イラスト講座にこの本が

先日、youtubeでイラスト講座をやっている「さいとうなおき」さんの後ろに、この本が置いてあってびっくりしました。(絵の添削動画とか好きで見てます!)そこは絵のおすすめ本を置いて欲しいんですけど・・・・

だいたいこの本を読むと胡散臭さマックスな文章になるんですが、効くコピーライティングの原点を学べる利点もあります。


作者は昔のアメリカのコピーライター

広告のクリエイティブって感覚みたいに言われていますが、実はかなり科学的でして、理系出身のコピーライターもいるくらい、目標を達成するためのクリエイティブを完成させるのは、計算に基づいていることが多いです。
たまに突き抜けるアイディアで全てを吹っ飛ばすことがあるんですが(僕はそっちのタイプでして・・・)、それは例外。基本的には地道な積み重ねで出来上がっています。
この本の著者ジョン・ケープルズさんは1900年生まれのアメリカのコピーライターで、原著ができたのが1932年。広告関連の著書としては古典です。ただ過去の仕事からテストを繰り返して見つけ出した法則性は、現代にも通用するもの。むしろ、今のアドセンスをはじめとするネット広告では利用されまくりだと思います。

ただこの本通りにやると胡散臭い

この本の欠点は、効く文章になるけど胡散臭くなることです。現在、この本の帯をメンタリストのダイゴさんが書いてきますが、スーパー胡散臭いです。
「価値の10倍以上の価値がある」と帯に書かれていますが、この文章の書き方も古典テンプレ。
その下の「オグルヴィ絶賛」と有名広告クリエイターの名前を使うところもテンプレ。
さらに「〇〇万部突破」もテンプレ。なんならDaiGo脱帽するらテンプレです。
この本を読むと、この帯はベタベタな法則利用だなと思えるはずです。
同時に、この本を読んでおくと胡散臭い広告を見破る目線も得られます。

本の内容は、売りコピーの古典的法則

ではどんなことが書かれているかと言うと、売りコピーの定番法則です。
広告には、ブランド広告、求人広告などいろんな種類があるのですが、このコピーはダイレクトと呼ばれる直接モノ売り込む広告で使われるライティング技術。通販やネット販売などをやっている人が読んでおくといい言葉の法則が目白押しです。

テストから発見した法則

だいたいのダイレクト広告は効果測定をするためにいろんなバリエーションを作ってお客様の反応を見ます。最近、KPIを見てPDCAを回してとかって言いますが、テストをして効果を測定、効果が出たものを再度掲載すると言うパターンは昔からやっている手法です。
新聞だとABテスト(2種類のテスト)が多いですが、Webバナーなどでは、数種類作って反応を見て、入れ替えたりします。
これを戦前のアメリカでは早々とやっていて、そこから法則性を見出していたというのが凄いなと個人的には思いました。

ブログタイトルにも使える35の見出し型

この本で特に優秀だなと思えるのが、35の見出しの型。
日本のコピーライティングはアメリカからの輸入知識で成り立っているので、だいたいのコピーライターは知っている内容が多いです。まさか戦前にこの法則が生み出されていたとは思いませんでした。ただ英語と日本語では言語が違うので、この本の法則は取捨選択したり、言葉を置き換えたりしないと失敗すると思います。けれど、うまく自分の中に取り入れられれば、どれも今の時代でも効くものばかりです。

他にもダイレクトな反応が増える法則が

他にも、売り込み効果を高める20の方法、問い合わせが増える32の方法、小スペース広告で利益を上げる方法など、現在のダイレクト系広告やWeb広告で使える方法が大量に掲載されています。
読んでみるとわかると思うんですが、普段目にする広告パターンやないかい!というものばかり。
時と場合によって最適な法則を使いこなすことができれば、本当にモノが売れる広告ができます。(ただ質の悪いものを売りつけると信用を失いますので気をつけて)

学んだ法則はピンポイントで使おう!

この法則を使いすぎると、だいたい文章が胡散臭くなります。
レイアウトをド派手にすれば情報商材のインチキ広告に早変わりです。けれど、選び抜いた法則をピンポイントで使うことで、かなりの効果を生み出せる広告やブログができます。翻訳に?と思うところもありますが、内容は比較的わかりやすいので、コピーライティングの基礎を学んでみたいなという人にはおすすめ。
自分でビジネスをしている方や、ブログサイトを運営している方は、一度読んでみてはいかがでしょうか?


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