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伴奏のバリエーションが広がる!「キーボードバッキングまる覚え」

ピアノや鍵盤の演奏経験がないと、DTMの打ち込みなどでも、白たまのパット的な演奏か、4つ打ちの演奏になりがちなキーボード系の伴奏。いろんなパターンを手に入れたいなという時に、DTMから作曲に入った人はどうしていいかわからないことが多いと思います。
そういう方にピッタリなのが、今日ご紹介する本「キーボードバッキング丸覚え」です。セッションで役立つ伴奏バリエーション本なんですが、DTMでも役立つ技がたくさん書かれています。


138のバッキングパターンが掲載

この本ははっきりとこのジャンルと書いてはいませんが、ピアノで弾くバラードから、ウーリッツァのファンキーなフレーズ、ロックのオルガンなど様々なジャンルと鍵盤楽器で弾けるバッキングパターンを網羅しています。
いや難しいでしょと思う人もいると思うんですが大丈夫です!非常に学習しやすいようにできています。

簡単なパターンから様々なジャンルを網羅

簡単な4つ打ちのバッキングから徐々に難しいリズミカルなバッキングに進んでいくので、鍵盤が苦手な人でも徐々に慣れていくことができます。
途中から極端に難しくなることもあるんですが、鍵盤でゆっくり抑えながら、またはピアノロールで打ち込みながら進めて行けばいいです。

イントロなど使いどころがわかりやすい

イントロと書かれたものや、使い所がわかりやすい説明が書かれているものもあります。
ジャンルで分けるというよりはリズムや使いどころで全体のページが構成されているので、自分の曲のどういうところで活かせるのか考えながら使ってもいいし、逆に自分のいま作っている曲に使える部分を見つけるリファレンスとしても機能しますよ。

耳で確認できるCD付き

耳で確認できるCD付きですので、これを聞くだけでもいろんなパターンがあって勉強になるし、譜面とセットで打ち込むことで、さらなるレベルアップもはかれます。
僕も譜面を読むのが苦手なんですが付属CDのおかげで楽しく読み進めることができました。

バッキングパターンを増やして実力アップ

DTMを音楽経験ゼロから始めると、リズミカルなバッキングフレーズをなかなか加えられないので、単純な曲になりがちです。最近はギター音源などの進化で自動でバッキングを入れてくれるものもありますが、やはり自分で打ち込んで作り込んでいくほうが自由度はアップします。
ぜひ一度、この本を読んで鍵盤のバッキングパターンを増やしてみてはいかがでしょうか。


“参考記事”
“弾けない人が生演奏のように打ち込めるDVD”

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