いままでクローズドのモニターヘッドホンはソニーのCD900STしか持っていなかったので、曲づくりに使えるモニターヘッドホンがほしいなと思っていました。いろいろ候補はあったんですが、CD900STみたいに分離しすぎて混ぜにくい感じではなく、モニター的で素の曲の状態が聴けるものということで選んだのがShureにSRH840です。
だいぶん馴染んできたし、使い方にも慣れてきたので、今日はこのヘッドホンについてレビューしたいと思います。
目次
開封の儀
外箱です。The海外メーカーのいろいろ書いてる箱です。最近、日本のメーカーではある程度の値段のヘッドホンは美しい化粧箱にするので、この辺りは海外商品の特徴かなと思います。
中を開けるとSHUREの文字がでっかく。
SHUREのシートを取り除くとまず取説が入っています。
取説の下にようやく本体、コードなどが入ってます。
交換用のイヤーパッドとカールしたケーブル（クルクル巻いていて伸びるタイプ）と袋です。
ジャック部分は変換がついているので、携帯機器からオーディオインターフェイスまで様々な機器で対応できます。
ヘッドホン本体です。こめかみの部分で折れる構造になっていてコンパクトして持ち運びができます。
ケーブルは差し替えが可能ですので、断線したときはコードの交換だけで対応できるのが嬉しいですね。
ストレートのケーブルは別売
個人的にはカールしているケーブルが好きではないので、こちらのストレートのケーブルを別で購入しました。こっちの方が好みなので。あと音もこっちの方がいい気がするんですが、そこは人それぞれかなと思います。
音質はモニター的です
CD900STのように聞こえすぎることもなく、リスニング用のように演出した音を出すこともないモニターって感じの音です。上から下までバランスよく聞こえるので僕としては非常に使いやすいです。
ちょっと低域が弱い感じもしますが、そこは微差なのかなと思います。ただ音楽を楽しむという目的には不向きかなと思いました。作曲やミックスの時にちょうどいい感じで使えます。
耐久力はまだわからない
まだ使い始めて半年ほどですので、まだ耐久力はわかりません。個人的には長く使えるんじゃないかと期待してます。他にもヘッドホンを持っていますが、まだ使えています。
いいヘッドホンは壊れにくいし、断線もしにくいので、DTMをするならヘッドホンはいいものを買った方がいいと思います。
フィット感はかなりあります
まだ使い始めなので、フィット感はちょっとキツイかなというくらいにあります。今後使っていくごとに馴染んでくるとは思うので、作りがしっかりしている証拠だと思って使ってます。
折り畳んで運びやすい
このヘッドホンは折り畳んで持ち運びできるので、実家に帰る際などにすごく簡単に荷物のパッキングができるようになりました。他の持っているヘッドホンはたためないので結構場所もとるし、プラスチック部分が折れないか心配になるのですが、SRH840はうまくスペースに入れられるんです。意外な使いやすさでした。
下位モデルとの比較
SRH440も候補に入れていたのですが、こちらはモニターというよりはリスニングに近い印象です。
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音楽を聞いていても楽しいし、モニターぽくもある。ミュージシャンでも使ってる人が多いので比較したんですが、やはりSRH840が個人的に作曲の時に使いやすい音だったんですよね。ここは個人の主観もあるのですが。
あと上位機種になると、よくはなるけどコスパが悪くなるので、アマチュアDTMerのモニターとしては落としどことしてちょうど良かったです。
スピーカーを鳴らせない環境なら、密閉型はSRH840を
なかなか普通のお家だとスピーカーで音を出せないと思うのですが、そういうときはこのSRH840はかなり役立つと思います。音の分離も程よく、左右の定位も感じなられるので、作曲からミックスまで使える。モニター用途としてはかなり良かったです。
ただごまかしが効かないのでアラが目立つことも・・・
いいヘッドホンに出会えて良かったです。皆さんもいろんなところで視聴したりして、自分にぴったりのヘッドホンを見つけてください。