DTMを何年かやっていると、自分が過去に失敗したパターンにはまってる人を多く見ます。今回は、みんながやりそうで、そして自分がハマった失敗談をいくつかご紹介したいと思います。
■音が鳴らない
僕はCubaseを使う前に、一度、DTMをしようとして失敗しています。いま考えると原因はインターフェイスとDAWの設定がわからなかった(マシーンスペックも低かった)こと。
2回目はSteinberg製で固めたので、細かな設定で試行錯誤しなくても、簡単に使えました。初期設定は知識のある人はできるのですが、僕は全くといっていいほど知識がなかったので不可能でした。説明書すらよくわからなかった・・・・。
音が鳴らないとやる気もなくなるので、ここは最低限クリアできるようにしましょう。
■ブレーンがいなかった
身近にDTMやっている人がほとんどいなかったので、僕はトラブルが起きたときに相当困りました。できれば、ちゃんと身近にブレーンを作りましょう。
楽器屋さんで購入したら、店員さんがある程度相談にのってくれますし、いまはSNSがあるので仲間や相談できる人を探して聞くのもいいと思います。僕はTwitterでいろいろ教えてくれる人を探しました。
音楽はひとりでも作れる時代ですが、ひとりにならない方がいいです。いつの時代もコミュニケーションはすべてを救うと思います。
■使いこなせない
これいいよね!とかブログや知り合いに言われても、自分が使いこなせない場合があります。
僕の場合は、エフェクト系が多かったです。このコンプは!とかこのEQは!とか言われるんですけど、ちゃんと使いこなせているのかわからないことがほとんどでした。
特に音圧ブームの時に初心者だったので、WavesのL3マキシマイザー、Slate DigitalのFG-X、iZotopeのOzoneなどなど買ってしまいましたが、正直使いこなせていません・・・
シンセもいくつか使いましたが、だいたいいつもMassiveに戻ってきてしまいます。機材もソフトも、使いこなせるかどうか、必要かどうかを判断することが重要です。
■外出先で作曲しない
外出先でも作曲できたらいいよね、旅の途中でフレーズ思いついたらすぐに打ち込んで・・・こういうこと、だいたいやりませんでした。
外出しているときは、別の用事があり、そっちが大切じゃないですか!おいしいご飯とか、二度とみられない観光地とか。ビジネスだと仕事の準備とか、メールの確認とか。空いた時間も本を読んだりと昔からある時間調節する方法が、有意義だったりします。
作曲するなら、フレーズを思いついたら、鼻歌でiphoneに吹き込む、家に帰って打ち込む。これが僕のスタイルに合っていました。
あえて外出先でやるときは、実家や喫茶店、ホテルなど落ち着いてMacを開けられるところで、歌詞の流し込み、MIDI編集など作業的なことだけですね。
DTMは計画的に
あくまで僕の個人的経験ですが、皆さんいかがでしょうか。高い買い物を意外に使わないとうことも多いので、よ~く考えて作曲やお買い物をつづけてください。