いやあ、めっちゃ長かったです。ようやく完成しました新曲!!DTMを始めた頃から、いつかはEDMを作りたいなあと思っていたのですが、今までやってきた自分のジャンルとは明らかに違うので、なかなか思うように作れませんでした。この数年はシンセの使い方、音作り、展開方法などを、本や動画、少しレッスンを受けたりして学んできました。プライベートで、親父が死んだり、指を骨折したり、静岡に行ったりと、プレイベートもめちゃくちゃで、やる気になれなかったというのもあるんですが・・・
目次
それでは新曲をお聞きください!
今回はFuture houseです。デビットゲッターの曲を参考にしながら作りました。この曲は少し先生に習いながら作って行ったので、独学であやふやにやっていたことをきっちりとやっていけるきっかけになったかなと思いっています。せっかくのブログなので、今回のこだわりポイントなんかを書いて行きたいと思います。
【ポイント1】シンセでの音作り
基本はシンセで音作りしながら制作しました。シンセはほぼMassive & NIのソフトを使ってます。さすがにシンセを勉強してきたので、だいぶん仕組みがわかるようになりました。音作りもプリセットをちょっといじるだけでなく、1から作ったものもあります。Massiveっていろんなことができちゃうシンセなんですが、曲を作っていく上では基本的な音作りが大切なんだなと実感させられました。ついついエフェクトをいっぱいかけちゃいたくなるので。
【ポイント2】ベタ打ち&サイドチェイン
うわうわとグルーブを出すエフェクト技のサイドチェインを多用するのがEDM系の基本。この技をうまく使うためには、意外にもノートはベタで打っておいたほうが良かったりするんです。ついついここはノリなので、ベースはちょっと遅れ気味でとか、ノートより短くとか細かく音をいじってしまうんですがそこを我慢してベタで伸ばす、ベタで切る、サイドチェインでノリを出す部分は長くするなど、他ジャンルの曲作りとは違うポイントに気をつけて打ち込んで行きました。それはメロでも同じで、特に伸ばす音をいっぱいいっぱいまで使ったり、中途半端なキレ方をしている音をクォンタイズかけたりしています。
【ポイント3】フィルターの利用
昔からフィルターの利用だけはソフトシンセの中で対応していたんですが、それぞれのソフトでかかり具合が変わったりするので、大変なんですよね。そこでフィルターをプラグインで処理するようにしました。意外にもCubase付属のフィルターが使いやすかったので、それを使ってフィルターの開け閉めをしています。あと音量で調整していた盛り上がる部分を、フィルター操作でも盛り上がりを作れるようになりました。
【ポイント4】ミックスも学んだ
今までちゃんとミックスしたり、マスタリングしたことがなかったんですが、今回は、Cubaseで作曲、オーディオに書き出してミックス、そして2ミックスで書き出してマスタリングと、ちゃんとした工程で曲づくりを最終工程まで行いました。いつもみたいに曲作りしながらなんちゃってミックスするのとは違い、音質アップができています。さらに曲作りの段階で、エフェクトの処理などをミックス時にするか?というようなことまで考えて曲作りをするノウハウを身につけられました。普通のバンドみたいに定位する場所が決まっている曲ではないので、踊れるとは何か、フロアでどう聞超えるかなどを考えつつ全体を構築するチカラがつきました。
今後はEDM系などエレクトロな音楽を作ります
ようやく4年かけてスタートを切れたEDM系の曲作り。ボーカリストと組んで曲作りもしたいし、初音ミクはEDM系とも相性はいいと思います。英語も勉強中なので英語で歌詞も書いてみたいし、やりたいことはどんどん増えるばかり。いま会社を辞めてのんびりできている時期なので、どんどん集中して曲作りをして行きたいと思います。