フルート製作者でアクセサリーブランド「あらけずり」代表の清水さんの工房に遊びに行っていろいろ撮影してました。
その続きで、フルートを演奏している風景を撮影してほしいと言われたので、近所の海まで行って撮影してきました。 砂丘というものをなめてました・・・
目次
砂丘を歩くのが辛い
工房から少し距離が離れていたので、自動車に乗せてもらい20分ほどで砂浜近くの駐車場につきました。そこから海まですぐだろうと思っていたら歩く歩く。撮影できそうな砂浜まで、砂丘をいくつも越えて20分後、ようやく砂浜に辿り着きました。
上の写真は砂丘の頂上に立ってもらって、テストで撮影したカットです。逆光気味なところがお気に入りだそうで、少し空の調子をドラマティックにしてお渡ししました。(テストの写真だったんですけど・・・)
まずはバストアップで撮影
砂浜で演奏しながら、ゆっくり回転してもらいながら撮影しました。もっと海を入れて撮影しようかなとも思ったのですが、この立ち位置の左側に大きな消波ブロックの山があったので、そこを避けつつ、撮影しています。
空の調子と光の雰囲気を待ちながら撮影しました。雲の影や光の雰囲気がいいですよね。人物をもっと明るくすることもできたんですが、背景の空との一体感を大切にしてみました。
上の写真と同じタイミングで、寄り引きや角度を変えていろいろ撮影してます。フルートは斜めチョイ下くらいから撮影するカットが一番キレイですね。
海にむかって演奏
バストアップを撮影したところから少しずれて撮影しました。空の雰囲気はかなり良くなったので、あとはパシパシと連続撮影して波のいいタイミングを図りました。この写真が一番いい波の感じだったんですが、帰ってから確認したら、左隅に消波ブロックが・・・
photoshop先生にお願いしたら消波ブロックが消えましたw もう少し人物だけ明るくしようとも思ったのですが、雰囲気重視で変に明るくせず仕上げています。
最後にドラマチックな1枚
ご満足いただけるカットが撮影できたので帰ろうと思って歩き始めた時に、空の雰囲気がかなりドラマティックだったので、砂丘の丘に立ってもらって撮影しました。
吹いておられたフルートはご自身で製作されたものらしいのですが、軽く吹いてるだけなのにめっちゃいい音してました。
ミュージシャンの撮影も
今回、職人さんや工房を撮影しに行ったんですが、演奏風景の撮影もかなり楽しかったです。金額などまだ決めてないですが、ミュージシャンの方の撮影もしようかなと思ってます。
あと日頃の運動不足がたたったのか翌日は筋肉痛に。砂丘って思ったより足をとられて体力持っていかれるんですね。いい勉強になりました・・・
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“フルート職人、清水さんの工房に遊びに行ってきた!”
今回の撮影で使用した機材紹介
今回の撮影で使用した機材です。
カメラ SONY α7 IV
ソニーの汎用一眼カメラですね。高精細な写真が撮れる高画素数のα7Rは暗所での撮影が難しいし、暗い場所でもキレイに撮影できるα7Sは高価なので、現在はこのカメラを仕事で主に使ってます。失敗のないカメラですね。
レンズ タムロン 17-28mm F2.8Di III RXD
広角ズームレンズだと16~35mmが一般的ですが、こちらは17-28mmと狭い代わりに取り回しのしやすいサイズ感でインナーズームですので、ジンバルに乗せた動画撮影でも使いやすいです。建築物を撮影するときにメインで使ってますが、後処理でなんとかできることを考えると十分キレイに撮影できます。人物もついでに撮ってと言われる場合は、望遠側で撮影すると背景はそこまでボケないですが、人物も撮影できます。ボケが足りない場合はPhotoshop先生に頼んで、人物と背景を切り分けて処理します。
SONY純正レンズの最新機能は使えないですが、失敗が少なく、あらゆる撮影ができるレンズですね。しかも安い!
もう少し撮影で儲かったら、人物撮影用に50mm単焦点を買いたいと思います。