取材記事

【取材記事】フルート職人、清水さんの工房に遊びに行ってきた!

この数年、コロナやプライベートな問題でいろんなところに行けなかったんですが、2023年末にようやく出かけられるようになりました。
そこでネットで出会った面白そうな人に会いに行こうと思い、まず最初にフルート職人の清水さんの工房にお邪魔させていただきました。
最近、写真撮影も仕事にしており、取材などで提供する写真も撮影してほしいというご依頼も受けてお伺いしました。

フルート職人・アクセサリーデザイナ「清水章智」さん

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清水さんはハンドメイドフルートの製作、リペアの仕事をしながら、楽器の部品をネックレスやリングにしたアクセサリーブランド「あらけずり」を運営されている方です。
アクセサリーや清水さんに興味をお持ちの方は下記の記事をお読みください。

“おすすめの記事”
“【インタビュー】フルート職人「清水章智」さん・アクセサリーブランド「あらけずり」代表”

フルート・アクセサリー工房

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清水さんの工房は駅前のレトロなマンションの一室にあり、メインの作業場には3つの机がありました。それぞれの机で違う作業をスムーズに行えるようになっているそうです。

左の机で組み立て・リペア作業

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主にフルートの組み立てやリペア作業を行う机だそうです。手の届く範囲に整理された部品や道具が並び、効率よく作業ができるようになっていました。少しフルートの組み立て作業をしていただいたのですが、すごく手際がよかったです。

真ん中の机で削りなど加工作業

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左の机とは違い、大きめの工具が置かれている真ん中の机では、主に素材の削りなど加工作業を行なっているそうです。「大きめのやすりで削る方がキレイに仕上がる」と以前のインタビューでも聞いていたんですが、ガッガッと削ってキレイに仕上げていく作業は、なかなか見応えがありました。

右の机で熱を使う金属加工

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型に金属を溶かして成形するなど熱を使ってする作業を右の机でするそうです。写真に写っているものは使い込まれた鋳型ですね。「実際に溶かした金属を流して撮影します?」とご提案いただきましたが、今回は時間がないためお断りしました。時間がない理由は次の記事でご紹介します。

写真ではすごい工房に見えるかもしれませんが、本当に生活感のある一室を工房にされていて少し意外でした。フルート制作のお師匠さんにもちゃんと工房を持つように言われているらしく、ご本人も「お客様が集る場所を作りたい」とおっしゃっていたので、いつかその夢が叶うことを祈っています。

人物撮影

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僕は仕事で建築物の撮影をしているため広角レンズしか持っていないのですが、メディアから問い合わせがあった時に使える自分の写真も撮影してほしいとのことでしたので、頑張って撮影しました。RICOHのGRという単焦点レンズのカメラでいろんな撮影をしていた経験が活きましたね。
ストロボ使うより後の加工でなんとかするタイプなので、今回はタブレットサイズのLEDライトを一灯だけ持っていって、コトントラスト強めの撮影にしました。
この写真は基本のカットです。

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こちらは手を前に組んでいただいて、お商売向けカットですね。広角28mmだと背景があんまりボケないので50mmくらいのレンズがあればとも思いましたが、なんとかなりますね。

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こちらは少し椅子に深めに腰掛けてもらって、賢そうに見えるカット。
清水さんらしさがないかなとも思いましたけど、賢そうなメディアには使えるかなと思い撮影しました。
最近のadobeの後処理技術がすごくて、肌もキレイになるし、人物だけ明るくすることもできるし、なんなら影も薄くすることができます。ただ今回は年齢を重ねた職人さんでしたので、コントラストが強く、暖かみを感じる写真にしてます。

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最後に作業風景正面のカットです。
作業机が全部壁に向かって設置されていたので、真剣に作業をする表情込みのカットが撮影できなかったんですよね。そこで、その場にあったもので急遽セッティングしました。
まず作業机っぽいものは、折り畳みのちゃぶ台です。(高さが足りないので椅子としても使われていたカホンの上に置きました)
お部屋が明るいといろいろバレるので、部屋の電気を消して、持っていったLEDライト一灯で撮影しています。

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最後に遊びで撮影した通称・西野カットですw
真横から光を当てて、右半身をガッツリ影にするカットですね。意識高い系みたいに見えますが、カホンの上に置いたちゃぶ台の上でポーズ取ってますw
少しちゃぶ台が狭いので、肘が机から落ちてるんですよね。この写真使う時は、トリミングしたり上手く誤魔化していただきたいです。

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上の写真データを変換したものです。モノクロにするといろいろ見えなくなるのでおすすめです。

フルート演奏しているところも撮影してほしい・・・

作業場の撮影にもう少し時間を割きたかったのですが、実は別の撮影もお願いされていたので、そちらに時間を取られました。
それが「フルートを吹いているシーン」です。フルートを吹いている人や勉強している人に親近感を持ってもらえるようにという意図があるそうです。
最初は家の中で撮影しようかなとも思ったのですが、地図を見ると近くに海があったで、観光気分で「海まで行きましょう!」と言ったのが悲劇の始まりだったかもしれません・・・・金属を溶かす場面が撮影できなかったのはそのためですね・・・
後編・・・フルート演奏を海で撮影するにつづく!

“取材記事”
“海でフルートの演奏風景を撮影してきました!”

今回の撮影で使用した機材紹介

今回の撮影で使用した機材です。

カメラ SONY α7 IV

ソニーの汎用一眼カメラですね。高精細な写真が撮れる高画素数のα7Rは暗所での撮影が難しいし、暗い場所でもキレイに撮影できるα7Sは高価なので、現在はこのカメラを仕事で主に使ってます。失敗のないカメラですね。

レンズ タムロン 17-28mm F2.8Di III RXD

広角ズームレンズだと16~35mmが一般的ですが、こちらは17-28mmと狭い代わりに取り回しのしやすいサイズ感でインナーズームですので、ジンバルに乗せた動画撮影でも使いやすいです。建築物を撮影するときにメインで使ってますが、後処理でなんとかできることを考えると十分キレイに撮影できます。人物もついでに撮ってと言われる場合は、望遠側で撮影すると背景はそこまでボケないですが、人物も撮影できます。ボケが足りない場合はPhotoshop先生に頼んで、人物と背景を切り分けて処理します。
SONY純正レンズの最新機能は使えないですが、失敗が少なく、あらゆる撮影ができるレンズですね。しかも安い!
もう少し撮影で儲かったら、人物撮影用に50mm単焦点を買いたいと思います。

照明 ULANZI LT003

タブレットサイズで取り回しのいいライトです。現場にある光を利用しながら、顔などを明るくしたり、少し引いて面で柔らかい光を作るのが得意な照明です。彩度も光量もかなり調整できるのでロケにひとつもって行くライトとして、写真撮影・動画撮影で重宝しています。

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