あれだけ名プレーヤなのに初心者でも簡単に弾きながら打ち込める方法を伝授するDVD
でおなじみの氏家さん。
今回は、DTM今回は弾けない人が生演奏のように打ち込む〜シリーズの書籍版、「弾けない人が生演奏のように打ち込むキーボード演奏レシピ100」です。楽譜があって弾き方が書いてて、ポイントを押さえてと思ってたのですが、アマゾンからやってきた本を見てビックリ!今までにない本の作り方でした。なかなか面白かったので、ご紹介したいと思います。
目次
楽譜が読めなくても大丈夫な新表記!
アマゾンでも載っていたので、使い方ページを写真にとって載せて見ました。まず、五線紙もなければ、トーン記号もヘ音記号もありません。ピアノ鍵盤と指の位置、動きが書かれているだけ。この記譜方法だとリズムがわからないので、リズムが別で下に書かれています。上から順番に弾いていって、コード進行ができるようになってますね。
指の位置、移動がわかりやすい。
先ほどの写真を見れば一目瞭然でしょうけど、指の位置や移動がわかりやすいです。初心者の人や独学でピアノを弾く人は指の移動がうまくいかない人が多いです。これは違う指で弾いていることが多いからですが、この記譜方法だと間違えないです。しかもわかりやすいなと思っていた本でも指番号で書かれていることが多いのですが、この本は、「人、薬、小」など指の名前で書かれています。ピアノに馴染みがない人でもわかりやすいですね。
コードとリズムが別れている
この記譜方法はなかなかいいなと思いました。まずコードを弾けないとダメなので、先にコード進行を正しい指で覚える。続いてリズムに合わせて弾く。練習する順番でページが構成されています。さらに同じコード上で指を動かす場合は、矢印で書かれています。
CDで音やリズムを確認できる
さらにCDがついていますので、音やリズムを耳で確認しながら演奏することができます。かなり簡単なので、誰もがすぐに弾けるのではないでしょうか。DVDで感動したパラディドル奏法の簡単演奏法。この本にも載ってます。
様々なジャンルを紹介
ポップス、ロックはもちろん、ファンクやジャズ、ダンスミュージックまで、様々な音楽の定番のコード進行と演奏方法が書かれています。しかも簡単な方法でそれっぽくなるんですよ。驚きました。知ってる曲のあれじゃん!というのもきっとあると思いますので、CDで聴きながら、やってみたいなと思うところだけ集中してやってみるといいかと思います。
DTM初心者の最初の鍵盤本におすすめ
ある程度ピアノが弾ける人にとっては少し物足りない内容かなと思うのですが、DTM初心者で鍵盤の打ち込みに悩んでいる人にはとてもいい本だと思います。ぜひ一度お読みください。