Digisax流、ボカロ曲の作曲方法!

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DTMベテラン勢から、やたらとどんな風に作曲しているのか書くんだ!と言われるので、ちょっと書いてみることにしました。これから作曲を始める方の参考になればいいんですが、どうでしょう・・・

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①曲が先、詞が後

もともと歌をつくりたいというよりは、曲をつくりたいタイプだったので、曲が先ですが、なんとなく曲を作りながら歌詞やコード進行を部分的に思い浮かべたりしています。例えば、「Jumping to the Sky」という曲のBメロ終わりは、メロは上昇、ベースラインは下降、歌詞は「高く高く高く飛ぶの」にしていて、曲でも言葉でも飛翔を感じさせるようにしています。まあ、たまたまでもあります。

②基本はメロが先、コードからつくることも

メロは思いついたらiPhoneのレコーダーで録音します。サビだけとか、Aメロだけとか、あとは全部歌ってる時もあります。 そういう部品部品を月に1回くらい見直して、うまくいきそうな部分を拾い集めて、足しあわせたり、新たな部分を付け加えたりという作業をします。歌物はほぼメロ先行ですが、JAZZをやってたので、コード進行を決めてアドリブ感覚で作曲していく方法もできます。ぼくのボカロ1曲目のSummer Lifeは、ほぼ同じコード進行の繰り返しで、EWIというウインドシンセでアドリブしながらつくりました。正直、いいメロができればどっちでもいい派です。

③生放送しながらコードアレンジ

メロができたら基本のコードをざっとつけます。その上でニコニコ生放送で聞いてもらいながら、コードアレンジのご意見をいただきます。まあ、みんないろいろ言うし、変わった提案をしてくれる人もいて面白いですね。けれど基本的にボカロ曲は簡単に演奏できてカッコイイor楽しいものを目指しているので、複雑なコード進行の曲はいまのところつくっていません。いつかはやるかもしれませんが・・・このときCubaseのコードトラックを多用します。コード進行を決めるアシスタント機能があり、けっこう便利なんですよ。

④リズム・ベースラインをざっくり決める

コード進行が決まったら 、リズムパートやベースライン、ピアノ、ギター伴奏、アルペジエーター等も含めてざっくりつくります。ここで大きなアレンジの方向性をかためて、終了です。リズムはMIDIデータ集からコピペすることも多いです。キックだけ音ネタを使うこともあります。

⑤寝かせます

ある程度できたら1回寝かせてます。(仕事が忙しいので作曲期間が空くからという理由もあります)その後、ネットに上げていいレベルの曲か検証します。Vocaloidの曲はある一定数の人がきいてくれますが、やっぱり自分が作りたいとか、自分が聞きたい曲を作りたいというのがあるので、ここで詰めるか詰めないかの判断がわかれます。

⑥本格的にアレンジします

がっつりアレンジします。音源の調整、音の長さ、時間やリズムのズレ。特にベース音の長さや時間のズレがグルーブを生み出すので、ここだけは必ず手弾きした上で、部分部分クオンタイズをかけたり、自分で調整したりします。アルペジエータとか素材とか、便利なもので曲に合うものはバンバン使います。ひとりで全部やるので、便利ツールは使わないと損です。ギターを弾いてもらう場合は、この時点で発注します。

⑦歌詞を書いて、歌入れ。その後コーラス制作

Vocaloid for Cubaseを使っているので歌入れは楽にできますが、歌詞を書くのがめっちゃ苦手です。メロの歌詞入れができたら、ボカロの調整をかけます。ボカロはノートの長さ調整等がメインで基本はベタ打ちです。全体的にジェンダーを上げ下げして曲調に合わせた声にする、あと特定の音域から音が細くなるので、その部分だけパラメータをいじることもあります。次にコーラスをつけたい部分をコピーして、ハモりをつくります。

⑧裏メロをつくります

歌詞を考えながらではありますが、ストリングスなどの裏メロをつくります(ない場合もあります)。超感覚でアドリブでつくります。まあ、個人的に気にいる物を作るので、メロより好きなものができたりします。

⑨全部書き出しMIX

すべてのデータを書き出してWAVEデータにし、MIX用のプロジェクトをつくり、エフェクトをかけて調整します。ボーカロイドはピッチ悪いところもあるので、そういう部分をCubase付属のピッチ修正ソフトで修正したり、逆に少し高めに外したりします。ここは一週間ほど毎日調整し、Iphoneで通勤中に確認しながらすすめます。

ざっとこんな感じです。皆さんの参考になるかわかりませんが、お楽しみいただけましたでしょうか。ここをもっと詳しくということがあれば、Twitter「@digisax1」にお問い合わせください。書ける内容であれば、書いていきたいと思います。ではでは

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